私と君の秘密の恋


「俺のこともっと頼れって言っただろーが!!」


口調は怖いけど、私をなでる手はとても優しい。


「…なんで、一人で無茶しようとしてんだよ…!!」


「…ごめん…ごめんね直人…」


ーーーーーーーーーーーーーー


しばらく私達は抱き合っていたままだった。


「あの…直人?」


「…んだよ」


抱き締めてくれるのは嬉しいけど…


「私濡れてるから…直人風邪引いちゃうよ?」


「…かんけーねぇ…」


はい!?嫌々嫌々!!


「関係ありなの!!」


「やだ!!」


「やだじゃないの!!とりあえず、一回はなしてってば!!」


「俺のことが嫌いなわけ?いい神経してるねー(笑)」


「いやーーーーー!!その笑い方いやだぁ!!」


それからしばらく、直人との攻防戦が続いたことは言うまでもない…







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