小動物の彼女【短編】










「あ、希乃ちゃんに手出したら俺許さないよ。」


さっきよりもう少し暗い低い声で言った





みんなの顔が曇る




「あと、希乃ちゃんって呼んでいいの俺だけだから」



そう言って
私のほうに来た



行こう、希乃ちゃん♪



私の手を取り歩き出した












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