だから、笑わないで。



「レン」

「なんだよ!」

「お前が上村と別れてからだ」






その言葉でレンはすべてを悟ったようで。






「………なんだよ……お前と憂がつきあえばいいだろ」

「そんなのだめだよ。俺だけそんな風にはなれない。それに俺達は兄弟だろ?気ぃつかいあってどうすんの」

「………俺はお前に悪いことしたんだぞ…」





レンは食べるのをやめて、うつむいた。
なんでレンはこんなに責任を感じてるんだろう。


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