だから、笑わないで。



小さな旅館に入ると、部屋まで案内してくれた。
三人は疲れはて、ねむってしまった。
リンは仲居さんが言ったので温泉に入ることにした。


着物と下着とバスタオルをもち、温泉に向かう。


仲居さんが自慢した通り、温泉は立派だった。
小さな旅館なので貸し切り状態だ。



「…………ふ~…」



温泉に浸かりながら、自然に出たため息だった。





< 37 / 194 >

この作品をシェア

pagetop