だから、笑わないで。



学校につくと、体操服をきたクラスメイトで溢れかえっていた。



「お~、カリンカレン!一限目体育だから早く着替えた方がいいぞ~」
「タイシおはよう!サンキュー!」



レンは早速体操服に着替えはじめた。
リンはイスにすわり、携帯をいじりはじめた。


着替えおわったレンはリンを誘うがリンは携帯をポケットにいれながら断る。




「リン?体育いこーぜ!」
「…………いや、いい」



その言葉でレンに不安が復活した。



「…………なんでだよ……?」
「さぼるから。レンもさぼる?なーんて」



舌をべーと出しながらいたずらっ子のようにリンは言った。
レンのかおは次第にゆるんだ。



「さぼる!」
「マジかよ……」



ボソッといったリンの言葉はレンに聞こえていないようだった。






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