君が恋に落ちるまで。




昨夜初めて会った彼女に
俺は何を思っているんだろう。
そして、何をしているんだろう。




ただひたすら泣き続ける彼女に
どうしてこんなに触れたくなるんだろう。




名前しか知らない彼女が愛しい。
大人のようで、子供な彼女が。




綺麗な顔を歪めて、彼の名前を呼ぶ
彼女が、可愛くて仕方ない。









何が、”堕ちてみる?”だ。






「 ・・・・さすがに、痛いな 」






堕ちていたのは、俺の方じゃないか。







< 63 / 245 >

この作品をシェア

pagetop