天国のクリスマス(短編)

でも…だめなんだよね。

今まで記憶がない時…

恋ができなかった。

それは、和だけが好きだったから。

「剛太さん…
私は和幸が好き。」

「和幸が惠理ちゃんにいっても、
私はずっと好き。諦めたくない。」

「そっか!」

「ごめんなさい…」

「あやまんなよ!よかった。
やっと笑顔になってくれて。」

「笑顔…?」

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