地味なあの子は鬼狩り少女2 〜千年霊樹の後継者〜



―――それから10分間。

…私は、変な笑い声を上げ続ける兄ちゃんを起こし続けた。

にしても………

兄ちゃんの寝言……怖ッ!!

あれ、大丈夫なのかな!?

ちょっと心配だけど……きっと、大丈夫、…だよね。うん。

私は少し心配になりながら、

今回の依頼主―――

『護り手』片桐家へと向かう準備を始めた。



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