不思議の国のアリス

「「はーい。」」


「....。」


おお。

美少年双子が離れてくれた。


「リク、ウミ自己紹介。」


そう言ったのはセイヤさん。


「僕の名前はチェシャ猫のリク!!」


「僕の名前はチェシャ猫のウミ!!」


ふむふむり。


あなたの名前がリクね!!

あなたの名前がウミね!!


って.....


「わかるかぁ!!」


同じ顔で同じように言われても!!


「僕がウミ!!」


「僕がリク!!」


「右がリクで左がウミ?」


私は二人を指差しながら問う。


「んーん。僕がウミだよ?」


「へ?」


「そして僕がリク。」







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