不思議の国のアリス
リクとウミの顔がどんどん青ざめていく。
「「ごめんなさい!!今度からちゃんと聞くから!!ゆっ許して!!セイヤ!!」」
見事にハモった二人。
双子すげー。
ちょー長い台詞がハモったよ。
「はぁー。それ何回言った。」
「「セイヤぁぁぁ。」」
この世の終わりみたいにセイヤさんにしがみつくリクとウミ。
「とりあえず、アリスにもお前らにも説明するから黙って座ってろ。」
「「はーい。」」
リクとウミはそれはもー落ち込みまくってるみたいだ。
「大丈夫?」
私は気がつけばそう声をかけていた。
「大丈夫なわけないよ。アリス。」
「セイヤ、あぁ見えて物凄くドSなんだよ。 アリス。」
やはり、この世の終わりみたいな顔で私を見つめるリクとウミ。