《短編》恋色?何色?
幸せな色
「ねぇ、拓馬」
「ん?」
…あなたに恋して分かった…恋の色が。
「恋の色ってさ…叶う恋だったらピンク色。悲しくて切ない恋だったら水色。ハチャメチャな恋は赤とか、黄色ってイメージない?」
「あぁ、言われてみればそうかもな?」
拓馬…あたしは今、ピンク色だよ?けど、もっと似合う恋の色見つけちゃったんだ。
「拓馬、あたし今叶った恋の色してる」