一生分の恋

出会い




中学3年生の時。

この日も朝から雪が降っていた。


手袋とマフラーをして
傘を差して、ある人を待っていた。


「隼人ー!!こっちこっち。」



「おー。遅くなってごめんな。」



「いいよ。私も今きたばっかだし。」



「そっか。じゃぁ、行くか。」



「うん。」
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