夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「これを、海外事業部へお願いします」

手渡された紙を持って、

私は海外事業部に向かった。


・・・

ドアを開けてすぐ、

バッタリ夢斗に出くわした。

頭を下げて通り過ぎようとしたら、

腕を掴まれた。


「なんですか?」



「その指輪、はめてくれたんですね?」



「え?」


「大事にしてください。

決して、聖夜に渡すことのないよう・・」


?!

私の手の甲に、

軽くキスをした夢斗。
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