夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「私の花嫁になれば、

夢帆は、永遠の命を得られるんですが…」




「・・・そうなの?」



「はい。私の花嫁になるなら、

黒いウエディングドレスになりますが」



「白がいいわね・・・」



「申し訳ありません。

私は黒の魔法使い・・・

白いウエディングドレスを着たければ、

夢斗の花嫁にならなければ・・・」



困った顔をして聖夜。

私はクスッと笑って、聖夜の顔を撫でた。



「私が愛しているのは聖夜よ?

黒も悪くないわ・・・」


そんなこと、思ってないのに・・・
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