夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
突然、私の手を握った夢斗。


「この指輪が、あなたを守ってくれる。

ただ・・・

この薬の効果をなくすには、

聖夜の命と

引き換えにしなくてはなりません」



「聖夜の命?」



「はい・・・

私たちの命がなくなるのは、

タブーを犯した時だけ・・・

ですから、そう簡単に・・・」


そう言えば、聖夜が前に言ってた。

・・・

そのタブーって一体?


私は、夢斗を見つめた。


「黒の魔法使いのタブーは、

私には分かりません・・・

こんなに夢帆を愛しているのに、

あなたが私の傍にいられないとは・・」
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