夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
10.夢の中
目を開けると、
ここは私と、聖夜だけの空間。
・・・
また逆戻りしてしまった・・・
「夢斗と二人で何してたんですか?」
私を抱きしめたまま、
耳元で呟いた聖夜。
・・・
あの空間の出来事は、
見ることができなかったようだ。
「特に、何も」
「私の目の届くところにいてください」
「・・・怖いの?」
「そうです・・・
夢帆が私から離れていってしまうのは、
自分が死ぬより怖い」
「そんなに私の事が大事?」
「もちろんです・・・
私が愛したただ一人の人ですから」
ここは私と、聖夜だけの空間。
・・・
また逆戻りしてしまった・・・
「夢斗と二人で何してたんですか?」
私を抱きしめたまま、
耳元で呟いた聖夜。
・・・
あの空間の出来事は、
見ることができなかったようだ。
「特に、何も」
「私の目の届くところにいてください」
「・・・怖いの?」
「そうです・・・
夢帆が私から離れていってしまうのは、
自分が死ぬより怖い」
「そんなに私の事が大事?」
「もちろんです・・・
私が愛したただ一人の人ですから」