夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
・・・・
しばらくして気が付いた。
「目が覚めましたか?」
私の手を握りしめていた夢斗が、
ホッとため息をついた。
「私・・・」
「式の最中に、礼拝堂をどび出すなんて、
前代未聞ですよ」
「私、聖夜のところに帰らなくちゃ」
飽きあがろうとすると、ふらついて、
夢斗の胸に倒れこんだ。
「無理をしないでください。
あなたは時間を越えて、ここに来た。
まだ体がついていかないはずです」
「でも・・・」
しばらくして気が付いた。
「目が覚めましたか?」
私の手を握りしめていた夢斗が、
ホッとため息をついた。
「私・・・」
「式の最中に、礼拝堂をどび出すなんて、
前代未聞ですよ」
「私、聖夜のところに帰らなくちゃ」
飽きあがろうとすると、ふらついて、
夢斗の胸に倒れこんだ。
「無理をしないでください。
あなたは時間を越えて、ここに来た。
まだ体がついていかないはずです」
「でも・・・」