夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「もうしばらくしたら、

聖夜も来るはずですから・・・」


夢斗は、部屋を出ていこうとした。


「待って」


私は夢斗を止めた。



「どうしたんですか?」


「泣かないで?」


私は、夢斗を抱きしめた。


「泣いてなんかいません・・・」


「心が泣いてる」


私は、夢斗を離せなかった。
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