夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「薬師!!」

突然叫んだ夢斗。


「なんですか?!」


「体にいいものを、

片っ端から持ってきてください」


「え?!」


「早く!!」


「は、はい」



「そこの!」


「何ですか、王様」


「私の部屋に、

温かい毛布を用意してください」


「かしこまりました」


慌てる夢斗に、

私は駆け寄った。


「走らない!!」


ビックリして、足が止まった。
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