夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
夢斗は微笑み、

私の顔に触れる。


「夢乃のお友達の、北斗君。

夢乃と遊んでるのに、

でもいつの間にか、いつも、

夢帆にベッタリで・・・

まるで恋人同士みたい」



「・・・え?

北斗君は、まだ7歳よ?」

笑いながらそう言うと、


「言ったでしょう?

ここの子供は、1年に2歳ずつ

歳を取ると」



「・・・」

…と言うことは、

体は7歳でも、

心は、14歳・・・

・・・

黙ったまま、

夢斗を見つめた。

「北斗君は、

あなたに恋心を抱いている。

そういうことです」
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