夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
「ああ、もう終わりましたよ」

そう言って微笑んだオレの目に、

切ない目をした北斗が映った。

・・・

「パパ」

夢乃もオレに抱きついた。

「夢乃は、北斗君が好きなんですね?」

「うん!北斗君大好きよ」

・・・

これは、オレの試みだった。

夢乃は、北斗を異性として見てる。

北斗も、夢帆ではなく、

夢乃に、恋をしてくれたら・・・

・・・

そんな思いで・・・

「僕、帰ります」

・・・

突然の北斗の言葉。

・・・

「待って、パパもママも

まだお仕事中なんでしょう?

ねぇママ、北斗君をお夕飯に

招待してあげて?」

夢乃の提案。
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