夢の案内人~魔法使いの君と~【おまけ完成】
強い光で目を閉じた。


「申し訳ありません」


夢斗が悲しそうな顔をしている。


「あまり長い時間、亡くなった方と

話ができないことになっていまして」


私は、左右に首を振った。


「いいえ、ありがとうございました。

もう会えない人に、会えたんですから」


涙を拭いて、微笑んだ。
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