のたお印の短編集
2発、3発と放たれる弾丸。

それを無名は跳躍して回避する!

海面に立っている事だけでも驚愕だというのに、その海面を蹴って高々と飛び上がる!

彼はそのまま宙返りして、ドレイク達のガレオン船の甲板に着地。

大きく口を開けたと思うと。

「なっ!」

炎を吐く!

「あちちちっ!」

「燃える!船が燃えちまう!」

一気に騒然となる甲板上。

異世界を渡れるとはいえ、このガレオン船は木造だ。

普通の船と同様、例外なく炎には弱い。

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