のたお印の短編集
「火を消せ!倉庫の火薬に引火させるなよ!」

的確に指示を出して船員達を動かすドレイク。

「こいつは俺に任せろ!」

そう言って、左手のマスケット銃を発砲!

至近距離にもかかわらず、無名はこの射撃を体を捻って回避する。

常人離れした反射神経。

いや、人間ですらないのかもしれない。

だが。

「こちとらあらゆる世界を股にかけた時空海賊だ」

ドレイクは右手のカットラスを振り上げる!

「化け物を仕留めたのだって一度や二度じゃねぇっ!」

< 101 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop