てーつなご。
「俊平~
また女からでしょ~」
『ん、まあ一応な』
あながち間違いではないので
否定しなかった。
『わりーけど今日はもう帰るわ、
呼び出しくらったし。
じゃまたな。』
そう言って由美の頭をポンッと
軽く叩いてバイバイする。
「~~もうッ//
今度埋め合わせしてよね!!」
―――――……
っつーかこんな時間に帰るのも
珍しいよな…
……ガチャ
『ただい、ま』
……ジーーーーー
『……ん?』
……ジーーーーー
『……え、誰?』
なんだこのちっこいのは…
玄関に入ってすぐ俺の目の前には
ジーーっとこっちを見たまま動かない
女の子が立っている。
「あら、お帰りなさい。
思ったよりはやかったわね~
この子は春川歩ちゃん、
今日からしばらくここで
預かることになったのよ~」
………は?