あなたのにおい
ある日の放課後
「あっ…えっえっと。ずっと美於が好きだった!付き合ってくれないかな?」
突然の告白
わたし中川美於は
今、幼なじみに告白されました。
「えっ!?直哉は幼なじみだし…そういう感情持ったことないし……………。」
「俺もついこの前まで、ただの幼なじみって思ってたんだ。でも、性格も何もかも好きだって気づいた…」
そんなこと思ってたんだ。
確かに、直哉の顔も性格もずっと好きだった。
でも、恋愛感情なんてなくて兄弟みたいな感情で…