あなたのにおい



「返事はいつでもいいから、メールでも直接でも。じゃあまたな。」



それだけ言うと
直哉は行ってしまった。




教室に向かう途中
直哉に告白されたことを思い出して、顔が真っ赤になった。


「なっ何意識してるんだろ。どうかしちゃったかな私」



もしかしたら
私も好きだったのかな?


なんて考えながら
教室に入った。
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