光と影
突然怒鳴ったアタシに、女達は驚いていた。



しかし、その中の一人がアタシの胸ぐらを掴み



「何言っちゃってんだよ?お前のイイコチャンぶりをたたき直してやろうと思ったのに」



「別に、アナタが治せる程安易じゃないわ」




キーホルダーを壊された怒りもあって、アタシはその女を振り払った。




「てめぇ・・・・放課後、体育館裏に来いよ!昨日と違って甘くねぇからな?」



「ガキ臭っ。昨日も、本気だったくせしてね」



「てめぇッ・・・許さねぇよ!!ちょっと来い!!」




アタシは、女達についていった。





「ふーん、ついていけば許してくれると思ったか?」




「別に。許してくれるもなにも、あなた達の勘違いだから」





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