スターと私の恋♥
美鈴はオレを引き離すかのように、

離れた。


「もう!こんな時に何やってるの?」


「・・・怖い夢見た」


「へ?」


「美鈴がいなくなる夢」


「疲れてるからだよ」

夢鈴はクスッと笑って、

オレを優しく抱きしめた。



「私はいつでも透哉の傍にいるよ?」



「・・・美鈴」


「そうだ。今度、

スタミナ料理作ってあげる」


「料理?」


「うん」


夢鈴は満面の笑みを見せた。
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