黒蝶
『そうね。先生来てたら、 転校初日で問題児になるし…それに、あたし達が
水龍だってバレちゃうかも知れないし。だーかーら、雛も気ぃつけて。』



やっぱり、真紅は心配性だな〜。




『ぅん。気ぃつけるよ。』



『あ。でも豹はもう封龍だってバレてるらしいよ。先生とか生徒らに。でも、勉強も出来るし、スポーツ万能だから先生ら見逃してるんだって。その上、モテるから生活するのに支障無いんだって。』



『へー。』



『でも、豹は本命彼女居ないらしいよ。『まだ俺の姫はいねー!!』とか言って作らないんだって。雛!!あんた気ぃ付けなさいよ!!あんた族以外見たら、可愛いんだから。それに雛、さっき告られたでしょ?』





『えっ??あっ、ぅん。
でも、豹が助けてくれたんだよー笑ほらー雛が力だしたらバレるじゃん?ほんで困っとる所に豹が来て―…』




『あんた、……怒氷月って、意識ある??』



『大丈夫だって〜。豹の事殴りかけて止まって、
一様、ありがとーっ。って言っといた笑』



…―――ちょっと…この子氷月だって意識あるのかしら…



『雛ッ!!あんた上目遣いしてないでしょうね?』



『え?知らん。いつもみたいに言っただけだよ。』







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