蜜色トライアングル ~Edges of precise jade
「――――っっ!」
「まだだよ、木葉。まだ足りない」
緩急をつけ、何度も抉られる。
揺れる胸を掴まれ、形が変わるほど揉み込まれる。
繋がった部分から、擦られて粟立った透明な液体が腿を伝ってシーツに流れていく。
全身を刺激され、木葉は再び白い世界に近づくのを感じた。
「あっ、……圭ちゃんっ……」
「……可愛い。おれ以外に見せないで、……木葉……」
「……っ、――――っ!!」
灼熱が木葉の中をかき回し、突き上げる。
木葉は圭斗に息もつけぬほど抱きしめられ、白い世界へと飛んだ。
……意識が落ちる瞬間。
木葉は圭斗の唇が、優しく頬に触れるのを感じた……。