蜜色トライアングル ~Edges of precise jade



「あっ、そんな……っ」


花芽を舌で転がし、中に入れた指を増やす。

ぐっと中を広げると、木葉は可愛い悲鳴と共に背を仰け反らせた。

溢れる液体を舐め、味わい、飲み下す。

……まるで甘露のようだ。


「……甘いね、木葉……」

「やっ……言わ……ないでっ……」


羞恥に木葉の体が赤く染まる。

たまらなくなり、圭斗は木葉の足の間に身を滑り込ませ、頬に唇を寄せた。

涙に濡れた頬も、薄紅色に染まった肌も……。

木葉の全てが圭斗を魅了する。


「ねぇ、木葉。入れていい?……」

「……んっ……」


圭斗は滾る自身を木葉の中にゆっくりと押し入れた。

既に濡れきったそこは何の抵抗も示さない。


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