お前が好きなのは俺だろ?




花ちゃんは嬉しそうにリンゴを食べて、そして1つは取っておくと言って聞かなかった。



こんなに喜んでもらえるなら、またうさぎさんに切ってあげよう。




――――――――――――……



「ごめんね、こんな遅くまで……」



「あっ、うぅん。大丈夫。あたしも楽しかったし」



「そっか」



花ちゃんが寝た後、わざわざ家まで送ってくれると言った弘也君。



紳士だよね~



弘也君の服から制服に着替えて、弘也君の家を出た。




「ねぇねぇ、なんで弘也君は智香のこと好きになったの?」



「えっ!?///」



おっ、真っ赤だ。



「いや~、実は一目ぼれなんだよね」



「一目ぼれかぁ~。智香、最近彼氏と別れたみたいだからチャンスだよっ!」



「マジでっ!!」



よっしゃとガッツポーズをする弘也君。






< 115 / 424 >

この作品をシェア

pagetop