お前が好きなのは俺だろ?
花ちゃんは嬉しそうにリンゴを食べて、そして1つは取っておくと言って聞かなかった。
こんなに喜んでもらえるなら、またうさぎさんに切ってあげよう。
――――――――――――……
「ごめんね、こんな遅くまで……」
「あっ、うぅん。大丈夫。あたしも楽しかったし」
「そっか」
花ちゃんが寝た後、わざわざ家まで送ってくれると言った弘也君。
紳士だよね~
弘也君の服から制服に着替えて、弘也君の家を出た。
「ねぇねぇ、なんで弘也君は智香のこと好きになったの?」
「えっ!?///」
おっ、真っ赤だ。
「いや~、実は一目ぼれなんだよね」
「一目ぼれかぁ~。智香、最近彼氏と別れたみたいだからチャンスだよっ!」
「マジでっ!!」
よっしゃとガッツポーズをする弘也君。