お前が好きなのは俺だろ?


――――――――……



「あれ!?未来ちゃんっ!!」



ん?



放課後になり、智香と一緒にこれからカフェに寄ろうとしていた時に後ろから呼ばれた。



「あっ、弘也くん!……一ノ宮君も……」



やっぱり一ノ宮君はあたしを見ようとしない。



「ねぇ、未来?一ノ宮は分かるけど……隣は誰?」



あら……



弘也くん、あからさまにショック受けてるよ……



「あっ、この人は柳田弘也くん」



丁度紹介出来てよかった。



「初めまして。智香ちゃん」



「は?なんであたしの名前知ってるのよ」



智香冷たい……




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