お前が好きなのは俺だろ?
「え?胸とかはちゃんと育ってるみたいだぞ」
「は?」
いつの間にかポテチを俺の机に広げて、パリパリと食べ始めた弘也。
そんな弘也から発せられた、信じられない言葉。
「なんでお前がそんなこと……」
「え?……あっ!!」
あからさまにヤバいと言ったような表情を俺に向ける。
「あ~~、まぁちょっとな」
ちょっとってなんだよ。
ちょっとって。
って、俺には関係ねぇじゃん。
こいつと未来がどこで繋がっていようと、俺には関係ない。
「何?俺と未来ちゃんの関係が気になる?」
「は?」
ニヤリと笑みを見せる。