お前が好きなのは俺だろ?
「未来」
「へ?」
「これからもよろしくな」
っ……
『これから』
そうだね。
あたしたちの『これから』は、まだ始まったばかりなんだよね。
「うんっ!!」
ずっと、ずっとよろしくね。
――――――――――――――……
「……で?この状況は何ですか?」
あたしの背中には、ふかふかの玲のベット。
そして上には、そんなあたしを覆いかぶさるようにして押し倒してきた玲。
この短時間で、なんでこんなことに!?