ツバサ
「はい、もしもし×××です」


あれ?


声の印象が想像と違うな


「あの~雑誌広告にボーイの募集があるというのを


拝見させていただいたんですけれども?」


「バイトの募集広告を見ていただけたんですか?


よろしかったらすぐにでも面接をしたいんですが」


僕は肩透かしをくらって電話の相手の要望を


ただただ受け入れていくしかなかった


「それでは...そうですね、あさっての7時に


履歴書を持参してお店に来ていただけますか?」


僕は了承した
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