動化家2
本当の当主様
月日はまたちょっと経った頃の話でした。カオルは当主様になるのを辞めて、牢屋の門番になりました。ナナはボディーガードの仕事を頑張り今はトップクラス。私は、なんと新しい当主様候補に選ばれたのでした。でも、当主様になりたいと志願して来る人は多くて、当主様の座を狙って争奪戦が勃発しました。当主様になりたい人は、当主様の部屋に集合をかけたのは、カオルと前の当主様でした。私は、急いで当主様の部屋に入りました。既にみんな来ていて、前の当主様とカオルが話しました。カオル「今から読み上げる者は、当主様争奪戦の候補だ!呼ばれなかった者は、候補から外す!」前の当主様「1人目、リリ!」リリ「はい!」カオル「2人目、ララ!」ララ「はい!」前の当主様「3人目、雫!」雫「はい!」カオル「4人目、柚子!」柚子「はい!」前の当主様「5人目、ナリア!」ナリア「はい!」カオル「6人目、ミント!」ミント「はい!」前の当主様「7人目、アイラ!」アイラ「はい!」カオル「8人目、もみじ!」もみじ「はい!」前の当主様「9人目、サリア!」サリア「はい!」カオル「最後の1人は、10人目、ココナ!」ココナ「はい!」辺りが騒がしくなった。ココナは人間だったからだ。カオル「ココナは人間だ。だが俺も当主様も人間とも交流をもてる新しい動化家を作りたいと思ったから、今回人間代表として選ばせてもらった。他の、9人は日頃から努力している者だ!呼ばれなかった者は当主様争奪戦の候補から外れてもらう!」呼ばれなかったみんなは出て行った。前の当主様「呼ばれた10人の者よ!これから君達は、悲しみの泉に向かってもらう!みんなで1ヶ月、共同生活をしてもらう!ここで、この人は当主様の座にふさわしくないとシューケルが判断した場合、速やかに動化家に戻ってもらう!審判はシューケルがつとめる。媚を売ってもダメだ!いいか?」みんな「はい!」カオル「それでは皆さん、外へ来て下さい。」外に出ると、魔法陣が書いてあった。シューケルもいた。シューケル「呼ばれた10名は、魔法陣の中に入りなさい。」みんなは入った。カオル「魔法陣よ。この10名を悲しみの泉まで連れて行って下さい。」赤く光り出した。シューケルとみんなは赤い光と共に消えた。