動化家2
監禁された娘
リリのチームは、街の中心に入った。ある一部の家だけが、真新しく綺麗なままだった。リリ「お金持ちの家ね。」雫「立派な家だけど…」ナリア「なんか引っかかる。」3人は窓から見た。そこには楽しく食事をしている若い夫婦の姿があった。リリ「子供の1人ぐらい居そうな年なのに…」すると、近所のおばさんが来た。おばさん「こんにちわ!」夫婦「こんにちわ!」おばさん「このパン、リリアちゃんにあげてちょうだい。最近、リリアちゃん見ないけど、何かあったの?」夫婦「体調悪くて…」おばさん「そうなの。用心だけはしないとね。また来るわね。」そう言っておばさんは帰った。ドアを閉めて、そのパンをゴミ箱に捨てた。妻「何なのよ!あのババア!」夫「リリアがお婆ちゃんからの保険金を持ってる事は確かだ!お金は、お婆ちゃんが石屋に依頼した、リリア専用の墓石の中にお金入ってんのに、鍵が見つからない時に、リリアが鍵を飲み込むとはな…。何もご飯やらなかったら死んで白骨化するまで放置したら出てくるだろ!」妻「そうよね。」2人の会話を聞いた3人はリリアちゃんを探す事になった。雫「最低な夫婦だな!」ナリア「お金の為に子供殺すなんて考えられない。」リリ「今は、リリアちゃん探そう!」裏の小さな扉を開けてみた。そこには、両手、両足を縛られたリリアちゃんがいた。3人は急いでほどいた。リリアちゃんはぐったりしていて今にも倒れそうだった。雫が抱えて、3人は逃げ出した。3人は山に入り小さな小屋に入った。火を炊いて、ぐったりしているリリアちゃんにご飯を食べさせた。リリア「こ…ここは?」リリ「小屋よ。」リリア「あなた達は?」雫「リリアちゃん助けに来たんだ。もうちょっとで殺されそうになったんだぞ。」リリア「解放されたんだ。」ナリア「もう大丈夫よ。私達が守ってあげるから。」リリアは軽く頷き涙を流した。リリア「ありがとう…。」にっこり笑った。赤い宝石が下りてきた。みんなのかんむりに埋め込まれた。リリ「リリアちゃんは安全な施設に連れて行くから!」そう言ってリリはシューケルを呼んだ。シューケル「なんだ?」リリ「この近くで安全な施設ってある?」シューケル「ある!」リリ「そこにリリアちゃんを連れて行ってほしいの!」シューケル「分かった!」シューケルは呪文を唱えてリリアちゃんを施設に送った。