動化家２

大地の番人

教師の啓太も部屋に入った。ビジネスホテルみたいな部屋だった。ジャージに着替えて、本と地図を見た。
啓太「俺の担当は、ルカ先生。」
啓太は、広い庭に来た。
すると、身体がごつい男性の姿があった。
啓太「啓太です！今日から、よろしくお願いします！」
ごつい俺は振り返り、啓太を抱きしめた。
ルカ「よく来た！私は大地の番人ルカ・レイスだ！よろしくな！」
握手をすると、痛くて離した。ルカ「ハハハハ！痛いだろ？」啓太「力持ちなんですか？」
ルカ「魔法を上手く使えば、俺みたいにムキムキな身体になるんだ！お前はまだ細い身体をしておる！そんなんじゃ、喧嘩された時に、一発でやられる！」啓太「俺にもその魔法、教えて下さい！」
ルカ「条件がある！お前が大会で、優勝したら考えてやってもいい！」
啓太「分かりました！」
ルカ「ふむ。お前には、地面を真っ二つに割る魔法と、自分の握力だけで岩をくだいて、白鳥を作ってもらう！完璧に出来たら、優勝間違いなしだ！」
啓太「はい！」
ルカ「地面に両手をついて座って、こう唱えろ！真っ二つに割れろ！」
啓太は、両手をついて唱えた。啓太「真っ二つに割れろ！」
少しヒビが入った。
ルカ「ハハハハ！こりゃ驚いた！初めてにしては、上出来じゃ！お前達も見習え！」
仲間達は、啓太を見ていた。
仲間「筋肉ないのに不思議だな！何かやってたのか？」
啓太「空手を少し…。」
ルカ「空手とは何だ？」
啓太「空手は、武術です！」
ルカ「なるほど。もし私が勝ったら、空手と言う物を見せてくれ！啓太！」
啓太「分かりました！」
啓太も練習に励んでいた。