動化家2
空のスカラ
オタク男子の伸吾も部屋に入った。部屋は、フィギュアだらけになっていた。
伸吾「萌え~!萌え~!」
ジャージに着替えて、本と地図を見ながら歩いた。
動化家の裏の外に出た。飛行場だった。
ホウキに乗った女の子がたくさん降りてきた。
伸吾「萌え~!私は、伸吾です!よろしくお願いします!」
小学生くらいの身長のロリータみたいに可愛い女の子が目の前に来た。
スカラ「あたいはスカラって言うんだ。あんたが伸吾かい?あたいの事は、スカラ先生とお呼びなさい!」
伸吾「萌え~!はい!」
スカラ「萌えとはなんだい?」伸吾「人間界では、可愛いと言う意味です!」
スカラ「ばかばかしい!あんたは大会で、飛行魔法を使ってもらうわ!ホウキに乗り、空に文字を書く事と、ホウキなしで飛んで演技をしてもらうわ!なんせ、賞金つきだから、優勝したら、可愛いフリフリのスカート買うんだから!あっ!個人的な意見だったわね!」
スカラは石を渡した。
伸吾「これは?」
スカラ「飛行魔法の魔力を高める石よ!」
伸吾「萌え~!」
スカラ「萌え萌え言わないで練習よ!まずは、空を飛べないと話しにならないわ!ホウキにまたがり、飛べと言いなさい!」伸吾はホウキにまたがった。
伸吾「飛べ!飛べ!飛べ!」
びくともしなかった。
スカラ「あんた本当に魔力あんの?」
スカラのパンチラが見えて、伸吾はまた「飛べ!」と言うと、見事に飛んだ。
スカラ「凄いわ!リリ様に感謝しないとね!」
仲間「スカラ先生、伸吾はスカラ先生のパンチラを見て飛びましたよ?」
スカラ「なんですって!」
スカラは伸吾の元へ行った。
スカラ「伸吾!あなたは私のパンチラを見て飛んだの?」
伸吾「恥ずかしながら…はい!」
スカラ「バカ!女性のパンチラを見て飛ぶ魔法使いなんか聞いた事もないわ!ちゃんと集中しなさい!」
伸吾「はい!スカラ先生!」
伸吾はスカラを抱きしめた。
スカラ「離せ!バカ!」
仲間達が来て離した。
伸吾「俺、頑張ります!」
スカラ「まったく…。」
仲間「私達が、スカラ先生をガードします!」
スカラ「頼むわ!伸吾にも魔力の力はあるから、あの子が今後、どんな花を咲かせるか見物ね!」
ドタバタしながら練習をしていた。
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