動化家2
ゴールクは盗み聞きをして、魔法省まで行って報告をした。
すぐに、サリア様の耳に入った。空から紙が飛んできた。そこにはこう書かれていた。
・・・・・サリア殿・・・・・・お前は、法を破った。・・・・よって、死刑に処する。・・・日にち、2日後、動化家の闘技場。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サリア「やっぱり。死刑か。」サリアは、庭にある、黒い薔薇を魔法で全部燃やした。
サリア「これでいい。これで……。」
すると、ゴールクが来た。
ゴールク「いいざまね!」
サリア「あなたは弟子を守った。私の命を犠牲にして。」
ゴールク「法を破ったのは、あんたでしょ!元は、私が、大魔法使いになる予定だったのに。あんたが取るから、こうなるんだよ!」
サリア「いつの間に、口が悪くなったのかしら?私は、思い残す事はないわ!」
ゴールク「ジオラはどうする?」
サリアは黙った。
ゴールク「なんなら私が貰ってあげようか?」
サリア「やめて!何が望みなの?」
ゴールク「私を、今日から、大魔法使いにしなさい!」
サリア「分かったわ!」
サリアは、黄金マントと杖と、勲章を渡した。
ゴールク「あんたは、今日から光の魔法使いの先生よ!」
ゴールクも、マントと杖と勲章を渡した。
ゴールク「死ぬとこ見ててあげるわ!ハハハハ!ハハハハ!」高笑いして消えた。
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