動化家2
ローベルの願い
リリとララは空に向かって魔法をかけていた。すると、ローベルが空から来た。ローベル「無駄よ!」リリ「ナリア…。」ローベル「私の本当の名前は、ローベルよ!知ってるわよね?ララ?」ララ「えぇ…。私の姉よ…。」リリ「えっ!!」ローベル「私の願いはただ1つ!赤の魔法使いを魔法闇市場に売り飛ばして大金を貰って、動化家の隣に、悪魔家を作る事よ!この空は、紫に染まっているわ。だんだん黒くなると、動化家全体が包まれてみんな消えるわ!決断するのは、赤の魔法使いのリリ、あなたよ!私と一緒に魔法闇市場に行って、動化家を助けるか、それかみんなと一緒に消えるか。今ここで決断しなさい!新しい当主様。」リリ「ララ…。あなた悪魔家なの?」ララ「悪い?あなたとは敵対する仲になるんだから、さっさと決めなさいよ!」リリ「私は…。」ローベル「早く、決めなさい!」リリ「あなたと一緒に魔法闇市場に行くわ。みんなを巻き沿いにしたくないし。ララ…。あなたの事は絶対に許さないから!」ローベルは魔法を使いリリを空へと飛ばした。ローベル「いい選択よ!さすが当主様!さっそく来てもらうわ!」ローベルは魔法で青い手錠を出し、リリの両腕につけた。ローベル「行き先は、魔法闇市場!ゲートを開きなさい!」すると、丸くて黒いゲートが開いた。2人はその中に入った。丁度、ナナが見ていた。ゲートは閉まり、残されたのはララ。ナナが急いで来た。ナナ「何があった!あれは確か、俺の奥さんだ。リリに何をした!」ララ「私には分からない。来た時には、リリが誰かに連れられて…。」そう言って嘘泣きをしながら、ナナに抱きついた。ナナ「そうだったか。泣くな。」ララ「ナナ…。覚えてる?私の初恋相手…。」ナナ「俺だろ?」ララ「うん…。今でも気持ち変わらないの。ナナが結婚していても諦めない!」ナナ「ララ…。少し考えさせてくれ…。」ララ「うん…。」ナナ「今はみんなに知らせないと、リリが行方不明になった事を!」2人はカオルと前の当主様とシューケルを庭に呼んだ。
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