動化家2
変わった自分
次の日から、ララは積極的に動いた。ララは街に出て住人を探した。すると、髪の長い女の子がベンチに座って泣いていた。女の子「バカ…。優のバカ…。」ララ「どうしたの?」女の子「優…。私の事なんとも思ってなくて、最近冷たいなって思ったら、他に女が出来たって言われて…出て行ったの。」ララ「泣かないで?その彼の居場所は分かる?」女の子「浮気した女の家かも…。」ララ「私も一緒に着いて行ってあげるから話し合おう。あなたの気持ちを全て伝えてみな?」女の子「うん。」ララと女の子は彼を探しに女の家に行った。ピンクの屋根の家に着いた。ドアを勢いよく開けたら、彼と女が抱き合っていた。女の子「優!」優「里奈…。何しに来た?」里奈「何で、何であたしじゃなくて、その女と居るのよ!」優「お前には飽きたんだよ。」女「優は私を選んだのよ!さっさと帰りなさいよ!」そう言って物を投げた。ララ「最低な男と女ね。最低同士お似合いなカップルじゃない。笑っちゃうわ。行こう!里奈!」ララは里奈を連れて、ベンチに座った。里奈「ごめんなさい。無駄足だったわね。」ララ「ねぇ、あの2人を見返してやろうよ!」里奈「見返す?」ララ「うん!見返して、綺麗になって、カッコイい男性をゲットするの!」里奈「いいね!私、頑張る!」ララは里奈を変身させる為、色んなお店に行って、可愛い洋服や靴やアクセサリーを買って、美容院に行ってパーマをかけてもらい、エステに行った。3日間、ララと付き添いで美を勉強した。ある日、花柄のワンピースを着て、里奈が歩いていると、カッコイい男性から声をかけられた。男の子「君?良かったら今からモデル会社に来ないかい?」里奈「モデル?」男の子「最近のモデルは名前だけが立派で、本人達のやる気とかがまったく見えないんだ。実は、君を前から見ていたんだ。努力して変わろうとしている君は、美人だ。見学だけでもいいんだ。」頭を下げた。里奈「見学だけなら…」男の子「ありがとう!」男の子は里奈を連れてモデル会社に行った。数分後、里奈の気持ちに変化が出てモデルへの道を進んだ。ララは、里奈の家に行くと、里奈をモデルへ導いた男の子がいた。里奈「私、変わったんです!この人と出会って変わったんです!」男の子「こんにちわ!俺達、晴れて結婚する事になりました!」ララ「おめでとう!2人とも輝いて見えるわ!」すると、モデルで活躍した里奈をテレビで見て優が来た。
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