動化家2
流れ星
1回戦が終わって、サリア様にリリは呼ばれた、辺りは暗くなっていた。リリはサリア様の部屋のバルコニーに来た。
サリア様「呼び出してごめんなさい。」リリ「いいえ…。」サリア様「あなたを巻き込んで、ごめんなさい。」サリア様は頭を下げた。リリ「頭を上げて下さい。」サリア様「あなた、マリヌ様の事、知ってるわね?」リリ「はい………。」サリア様「やっぱり、何で声をかけなかったの?」リリ「記憶を何者かが消したんです。」サリア様「空を見てごらんなさい。」空を見ると流れ星がたくさん出ていた。サリア様「この流れ星は、捕まえたら1つ願いが叶うってゆう伝説よ。あなたは願いあるかしら?」リリ「マリヌ様の記憶を元通りにしてほしいです。」サリア様は、羽のネックレスを渡した。サリア様「満月の夜中の0時に、この羽のネックレスを空に向けてこう唱えなさい。願いを聞きたまえ、さすれば羽のネックレスはあなたに差し上げましょうと。」リリ「分かりました!」リリは羽のネックレスを持って帰った。サリア様の部屋の奥から男が来た。刹那だった。刹那「サリア様、お見事!」サリア様「これでいいでしょ?」刹那「あの呪文は何ですか?」サリア様「命を削る呪文よ…。」刹那が笑った。刹那「これで、赤の魔法使いは消える。だが、もし消えなかったら、その時はサリア様を赤の魔法使い殺しで魔法省に通報します。そして、私が新しい大魔法使いにでもなりましょう!」サリア様の右手には透明な手錠が魔法によってつけられていた。サリア様「もし成功したら、あなたの事を、魔法省に通報しますわ!」刹那「バカな女だな?手錠には、毒の液体が入ってる。下手なマネをしたらいつでも毒で殺せるんだぞ?」サリア様は黙った。刹那「俺に従ってたらいいんだ!」刹那は高笑いをした。
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