動化家2
優の気持ち
優は頭を下げた。優「里奈!俺とやり直してくれ!」里奈「頭を上げなさいよ!」優は頭を上げた。すると、里奈は優にビンタした。里奈「私はね、優の事、本気で接してきたの!その結果がこうよ!あなたは私の全てを見ていなかったから、他の女に心が移ったのよ!私が、モデルになってテレビに出て、有名になったから、やり直したいって言ってるんでしょ!私は、変わったの!私はこの人と結婚する事にしたの!新しい人生をこの人と歩んで行くの!」翼「私の名前は翼って言います。里奈さんは、外見だけの美しさだけじゃなく内面も美しい女性です。それを彼氏であるあなたは気づかなかった。里奈さんは気づいて欲しかった。私は、一生をかけて、里奈さんを愛していきます。」優「すまなかった。でも、これからは里奈を愛していく。だから…。」ララ「いい加減にしなさいよ。あなたが一番近くにいて、里奈ちゃんの事、分かってあげなかったのよ!」優「それは本当に悪かった。」里奈「ごめん。優。私はもう決めたから。」優「それじゃぁ、せめてこれだけでも持って行け。」悲しみの泉にしか咲かない、涙の花だった。優はそのまま帰った。花を受け取った里奈は泣いていた。里奈「この花…。私が好きな花…。優、ありがとう。」そう言って笑った。翼「その花は、枯らさないように大切に育てなさい。」里奈は軽く頷いた。ララは外に出た。緑の宝石が2つ下りてきて、かんむりに埋め込まれた。ララ「やった。みんな幸せになって欲しいな。」笑って、ララは家をあとにした。