動化家2
闇人材センター
シューケルとリリは地図を見ながら、闇人材センターに来た。黒く包まれた結界があり、魔法を使う人だけ通れる結界で、シューケルとリリはすんなり入り、黒い門に来た。黒い門の前には厳重な警備で守られていた。シューケルは門番に話をした。シューケル「すみません。中に入りたいんですが?」
門番「カードを見せて下さい!」
シューケル「カード?」
門番「闇人材センターでは、特殊な人材カードとゆう物が必要になります!手続きをすると、1年後に発行されます!」
リリがカードを2枚見せた。
門番「確かにこのカードは人材カードですね!お入り下さい!」2人は中に入った。
シューケル「持っていたんですか?」
リリ「ちょっと前に、必要になるかもって思って、動化家全員分カードを作ってたのよ。」
シューケル「ありがとうございます!しかし、闇人材センターの中は真っ暗ですね。いかにも悪そうな人が居ますが…。」
リリ「まずは、作弥を探さないと!」
門番に尋ねた。
リリ「ここに作弥って名前の人は居ますか?」
門番「危険人物か…。そいつを探してるなら、俺が案内する!着いて来なさい。」門番が中に入り、茶色い建物の中に入り地下に降りた。
門番「ここは、危険人物エリアだ。雇おうと思ったらバカ高い金を取られるが、秘密は守る!」
シューケル「ここに作弥が?」門番「あの赤い鉄格子に居る!赤い鉄格子は、危険人物MAXだから気をつけるんだな。」そう言って門番は帰った。中には、金髪で髪の毛の長い女性がいた。
シューケル「お前が作弥か?」作弥「オマェ?」
シューケル「私は、シューケルだ。こちらは、動化家の当主様であり赤の魔法使いリリ様だ。」
リリ「シューケル…。お前呼ばわりされたら嫌な気になるよ?作弥さんですか?」
作弥「そうだけど、何の用?」シューケル「カオル様が作弥さんを連れてきて欲しいと頼まれたんです!」
作弥「カオルが?まだ約束を覚えてるのね…。」
リリ「約束?」
作弥「何でもないわ。どうやって脱出するのよ!」
シューケル「魔法でなんとかなります!」
作弥「バカね…。この牢屋は魔法を使うと、警備員が来るのよ?」
リリ「どうしたら…。」
作弥「ここは、闇人材センターよ?闇取引をする事ね。ここの警備員全員が憧れる、世界に1つだけの海の冠、サマーダイヤモンドをあげたら、取引は成立するわ!」
リリ「サマーダイヤモンドなら私、持ってるわ!」リリはサマーダイヤモンドを見せた。
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