動化家2
作弥の魔法
リリとシューケルは、作弥の所に行った。家に入って2人は声を揃えて言った。
リリとシューケル「魔法を解いて下さい!」
作弥「どうして?」
シューケル「自分のこれからは自分で決めます!」
リリ「私だって!」
作弥「威勢がいいのね?魔法の解き方は、分からないわ!解き方を知ってるのは、ナコノだくよ。」
リリ「ナコノ?」
作弥「だけど、ナコノは1年の終わりの冬にしか現れないわ!しかも、闇人材センターの奥にある、暗闇の村、ブラックナイトに現れるわ!灯りをつけると村から追い出されるから気をつけてね?今は夏の8月。あと5ヶ月待つ事ね!」
シューケル「そんな…。」
作弥「どちらか1人の魔法を解いてあげてもいいわよ?」
シューケル「それなら、リリ様の魔法を解いて下さい!」
リリ「シューケルは悪い事が起こるのよ!シューケルの魔法を解いて下さい!」
作弥「そうね、悪い事ばかり起きたら楽しくないわね…。シューケル、あんたの魔法を解いてあげるわ!」作弥は杖を出して唱えた。
作弥「シューケルの魔法を解きたまえ!ハーズスト!」シューケルは魔法から解き放たれた。作弥「リリさんは、5ヶ月待つ事ね!」2人は家から出た。
シューケル「私だけ、すみません!」
リリ「いいのよ!」リリは無理矢理、笑顔を見せた。すると、空から新聞が落ちてきた。
リリ「刹那が死刑に決定?」
シューケル「刹那さんが?」
リリ「読んでみるわ。刹那が二度も脱走した為、死刑に決定しました。」
シューケル「いきなりですね。」リリは新聞を破り捨てた。
リリ「刹那とは関係ないわ!」シューケル「リリ様…。」
リリ「それより、ナコノって人、探すの手伝って!」
シューケル「分かりましたって言いたいとこなんですが…。一度、ふるさとに帰らないといけません。すみません。」
リリ「分かったわ。」シューケルは魔法を使い、村へ帰った。作弥が来た。
作弥「本当は解き方分かるわよ?」
リリ「嘘ついたの?」
作弥「試したのよ!私と魔法対決してくれない?勝てば、禁断の書をあなたにあげるわ!それに、解き方も教えてあげる!」リリ「禁断の書?」
作弥「えぇ!動化家、新しくなって禁断の書を作る人が居なかったから、カオルに依頼されて私が作ったのよ!悪の禁断の書と正義の禁断の書2つをね!」リリ「その対決やるわ!」
作弥「そうこなくっちゃ!」2人は、魔法対決をする事になった。
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