動化家2
禁断の書の期間
リリは後ろに書いてある日にちと文章を読んだ。
リリ「禁断の書を持った日に禁断の書の内容を書かなければ、あなたは死刑になります。」
日にちは今日になっていた。リリは新しく出来た家に入り、禁断の書を書いた。夜になってようやく2つの禁断の書の内容を書いた。鍵がかかったバックに入れて広場に持って来た。カオルが呼んだ、店で働く人がたくさんいて、色んな店が並んでいた。動化家のみんなも集まっていた。サリア様の姿もあった。サリア様はマイクを使って話した。
サリア「皆さん、聞いて下さい。新しく出来た動化家には、禁断の書がありません。しかし、私は、手に入れました。」サリア様は、偽の禁断の書をみんなに見せた。
サリア「安心して下さい。私が、皆さんの幸せを守ります。」みんなは拍手をした。リリはサリア様を捕まえて海辺に呼んだ。
サリア「なによ!」
リリ「今、言った事を訂正して下さい!」
サリア「みんなに夢を与えて何が悪いのよ!」
すると、雲が黒くなり、黒い羽をつけた悪魔が来た。
悪魔「悪の禁断の書のルールを破ったな!極悪人が!」悪魔は大きな鎌を出した。
リリ「サリア様…。悪の禁断の書のルールに書いたんです。もし、動化家の中で偽の禁断の書が出たら……。」
悪魔「死刑だ!」
サリア「なんて事をしてくれたの!」悪魔は鎌を振りかざした。リリは魔法で止めた。
悪魔「なぜ止める?」
リリ「今回だけ見逃して下さい!」リリは頭を下げた。
悪魔「頭をお上げ下さい!禁断の書を持つ人は、誰よりも偉く、指示に従わなければなりません!」
悪魔は鎌をなおした。
悪魔「仕方ありません。今回だけ見逃してあげます。」悪魔は空へ消えた。雲は白くなった。サリア「あなた…。私を殺すつもりなの!あなたこそ、極悪人よ!これは、私からの命令よ!今すぐ、ここから出て行きなさい!」サリア様は、高度な魔法を使い、リリを空へ飛ばした。リリ「サリア様…。」リリは雲の中にしがみついた。雲には、シューケルがいた。
シューケル「リリ様も飛ばされたんですか?」
リリ「えぇ…。ねぇ、私達がいた動化家に帰らない?」
シューケル「しかし…。」
リリ「作戦を考えて突入したらいいじゃない。私にはもう………。」
シューケル「分かりました。神の森に行きましょう!」
リリ「神の森?」
シューケル「色んな神様が住んでいる森です。入れるのは2人だけ。」
リリ「行くわ…。」
シューケルは魔法を使い、神の森に行った。
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