幕末ヴァンパイア
「土方さーん!」
「土方さーんどこだァー?!」
向こうの方から原田、永倉の馬鹿でかい声が聞こえた
俺達を探してるんだな…
「総司、ここから出るぞ」
「はい」
俺と総司はあっしゅを連れ、路地を出た
「左之さーん新八さーん!」
「「総司!」」
総司の声が聞こえたようだ
行灯の光がこちらに近づいてくる
「あっしゅー!無事だったかー?!」
「やぁっと見つけたぜ!!」
「副長……!お怪我はありませぬか…!?」
俺はあっしゅを背後に隠した
今この状況を説明するのは面倒くさいからだ
誰でも血まみれになったあっしゅを見れば不審になるだろう
「土方さん!大丈夫だったか!?」
「あぁ」
「ご無事でなによりです」
「あっしゅはどうなったんだ?!」
!!
あっしゅが背中越しに震えてぎゅっと俺の羽織を掴んでいるのが分かる
俺が何を言うのか恐れているんだな…
「あっしゅは不定狼士達に絡まれて今怪我をしている
帰って山崎に見せる」
「大丈夫かな、あっしゅ…」
平助が心配そうに嘆く
「あぁ、大丈夫だ
あっしゅのことは隊士達を呼んで屯所へ向かわせたから大丈夫だ」
「そっか!無事なんだね!」
平助が嬉しそうに笑った
もしかしてお前………
「何だよ平助?あっしゅが好きなのかぁ?」
「ち、ちげーよ!左之さんっ!新八っつぁんもニヤニヤすんなよっ////!!」
「ん?ちげーのか?」
「ちげーよっ////!!」
平助、まだまだお前もガキだな(笑)
「土方さーんどこだァー?!」
向こうの方から原田、永倉の馬鹿でかい声が聞こえた
俺達を探してるんだな…
「総司、ここから出るぞ」
「はい」
俺と総司はあっしゅを連れ、路地を出た
「左之さーん新八さーん!」
「「総司!」」
総司の声が聞こえたようだ
行灯の光がこちらに近づいてくる
「あっしゅー!無事だったかー?!」
「やぁっと見つけたぜ!!」
「副長……!お怪我はありませぬか…!?」
俺はあっしゅを背後に隠した
今この状況を説明するのは面倒くさいからだ
誰でも血まみれになったあっしゅを見れば不審になるだろう
「土方さん!大丈夫だったか!?」
「あぁ」
「ご無事でなによりです」
「あっしゅはどうなったんだ?!」
!!
あっしゅが背中越しに震えてぎゅっと俺の羽織を掴んでいるのが分かる
俺が何を言うのか恐れているんだな…
「あっしゅは不定狼士達に絡まれて今怪我をしている
帰って山崎に見せる」
「大丈夫かな、あっしゅ…」
平助が心配そうに嘆く
「あぁ、大丈夫だ
あっしゅのことは隊士達を呼んで屯所へ向かわせたから大丈夫だ」
「そっか!無事なんだね!」
平助が嬉しそうに笑った
もしかしてお前………
「何だよ平助?あっしゅが好きなのかぁ?」
「ち、ちげーよ!左之さんっ!新八っつぁんもニヤニヤすんなよっ////!!」
「ん?ちげーのか?」
「ちげーよっ////!!」
平助、まだまだお前もガキだな(笑)